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お知らせ

Trainer's seminarの開催報告2018-10-11

医学委員会では、トレーナー育成のために勉強会を開催しています。年間通して、サッカーで多発外傷の評価や治療、スポーツ現場での対応など、トレーナーに必要な知識を学んでいきます。(Facebook:https://www.facebook.com/NagasakiFootballAssociation/)以下、現在行われた各4回について報告です。

 

8月29日トレーナーの役割と心得

杉野伸治先生(THANKS:https://www.kcthanks.com/


医学委員会では、スポーツ現場で活躍できるトレーナーや医学委員会の活動をサポートする人材を育成するセミナーを開催しています。今回で5期生となるTrainer's seminarは、14名の参加者が月に2回のペースで集まります。

トレーナーは怪我した選手を速やかに復帰させるだけではなく、いかに怪我を予防しチームが100%の状態で試合に望める体制を作ることができるかが重要です。そのためには様々な要素が必要です。杉野先生には、スポーツ現場で活動するために必要な倫理観や人間性、トレーナー活動の魅力や難しさを、この第1回でお話し頂きました!

 

9月12日足関節捻挫の評価から復帰まで

三浦遼平先生(貞松病院)

 

足関節捻挫はサッカーの現場にて多発する外傷の1つです。捻挫と言いつつも、基本的には”靱帯損傷”です。適切な管理のもとにスポーツ復帰を目指さなければ、後遺症を残したままプレーを続ける事になってしまいます。

本日は足関節外側側副靱帯損傷を中心に、受傷から復帰までの評価や方針、トレーニングの段階的負荷について座学・実技を行いました。

 

9月26日足関節のテーピング

竹ノ内洋先生(のりむらクリニック)

 

スポーツ現場では、足関節のテーピングを使用する頻度が多いです。写真で受講者がやっているアンカー作りは、この後巻いていくハード伸縮テープの土台に当たります。まずは、このアンカーを綺麗に巻けるかどうかがとても大切です。

このセミナーは卒業試験があります。その一つが足関節のテーピングを指定時間以内に巻くことです。受講者の方は今日からひたすら巻いて、ひたすら練習していることでしょう。

 

10月10日オスグッド・シュラッター病の評価から復帰まで

吉田大佑先生(チカラ整形外科)

 

各関節疾患において、最も多く遭遇するサッカーの外傷をピックアップした講義です。前回は足関節捻挫、今回は小中学生サッカー選手に多いオスグッド・シュラッター病に関して実技を交えながら講義頂きました。

受講者の方は、実技を通して自分達の身体の状態に気付き始めます。柔軟性や筋力、動作パターンなど・・・自分の状態を知ることもトレーナーへの第一歩です。

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